感謝する気持ちを素直に感じる（ＫＡさん）

マクロビォティックという言葉は知っていても、陰陽ですとか、好転反応ですとか…何も知らなかった私が、恭子先生と出会えたのは、逗子の本屋さんで手に取った「岡田恭子のハッピーマクロビォティック教室」という一冊の本のおかげでした。 吸い込まれるように立ち読みし、後の教室案内に根岸線本郷台駅、とあったのを見たとき、「ここなら通える！ここに絶対行かなくては！」と思って、即、本を購入してその晩、受講申し込みをしました。 長いこと主婦生活をしていましたが、料理教室など行った事もなく、どんなものか…期待と不安でいっぱいでしたが、初日に恭子先生が、きりっとした着物姿でにこやかに出迎えて下さって、「毎朝、皆さんのお体が少しでも良くなられる事を一人ずつ名前をよんで祈っていて下さる。 とお話されたので、本当にびっくりして、何という方が私の先生になって下さったのかと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。 教室で学ばせていただいた事は、数限りなく、主婦として知らずに恥ずかしいような事も、「私も皆さんと同じだったのよ。」 と厳しさと共に、同じ目線で考えて下さる先生に励まされ、包丁の使い方、まな板の前の立ち方、手順の気の使い方など、おかげ様で少しずつ身について来ました。 受講して三週間を過ぎたころ、お腹の大掃除のような、信じられないほどの大きな便りがあり、それから体が少しずつ軽くなっていったと思います。 基礎科終了までに体重は知らず知らず、８キロほど減っていました。 今もまだ、そうですが、とにかく低体温で(３４゜台の時もある)肩や首の懲りがひどく、朝起きるのも辛いし、１日中、頭がぐらぐらしていました。 けれど、「畳の目ほどでも良くなっていけば良いのよ。」との先生のお言葉に励まされ、時には「良いお顔されてますよ」と言って下さった事で安心し、以前に比べれば、ずいぶん体が楽になって来ました。 もともとお料理を作るのは好きでしたが、計量したことなどなく、お砂糖は粗精糖(精製していないもの)を目分量で使っていて、四人家族で一月に一キロの袋をあらかた消費していました。(今から考えると信じられません！)今は黒砂糖五百グラムを４ヶ月以上で使います。 疲れた〜と、言ってはコーヒーに甘いお菓子。のど飴は切らした事がなく、必需品だとさえ思っていました。ところが、恭子先生に「コーヒーと砂糖は中毒です！」と言われてまたまたびっくり。お菓子をやめてみると、たまにいただくお菓子が、あまりに甘くて食べられない。食べると頭痛がする。などの反応が出ました。 教室で皆さんと作っていただくお料理は、材料からは考えられないほど？美味しく、いただくと体が温まりました。 が、受講から３、４ヶ月目ごろは美味しくいただくのですが途中から頭が、ガンガン痛くなり… 帰り道にその話をすると、他の受講生の方から、「それが好転反応ですよ」、といわれ、また驚きました。※�@ みんな、けんちん汁ばかり飲んでいる。と笑いあったり、肌が綺麗になったと誉めあったりして、そんなお喋りも楽しい一時でした。 食事で体が変わっていく事を知り、「入れるものが変わると出るものも変わる！」と先生にメールすると、ブログに取り上げていただき嬉しかったです。 恭子先生に出会えてから、何が変わったか、レポートを書くにあたりずっと考えてみましたが、 一番は、感謝する気持ちを素直に感じる事ができるようになった。という事だと思います。 ありがたい。という気持ちは、ひとつのきっかけでスイッチが入るように、色々な所に灯ります。 今日、生かされている事を大変ありがたい。と思い、家族や友人、まわりの方に感謝して生きる事ができる、という事は大変幸せな事です。 「まず自分が幸せになりなさい。」というお言葉も衝撃的でした。 そんな事は考えた事もなかった。自分の幸せは一番最後と思っていました。自分の幸せが何なのか…という事すら考えた事もありませんでした。 お金持ちになりたいとか、健康になりたい、綺麗になりたいとか、今より先が飛躍的に輝く事を夢見る事も良いけれど、 今、今日、この瞬間を小さな些細な事に感謝し幸せだと感じる自分でいられる事こそ、幸せの原点であると、 教えていただいたと思います。 まだまだ未熟なので、つい悪口や(主人の？)愚痴、不満を口にしてしまいますが、そんな時は恭子先生のブログを読んで反省します。時には、あまりに自分の心にタイムリーに響き、泣いてしまう事もあります。 体の健康は目に見えますが、目に見えない所にある心の健康にまで踏み込んで、具体的な知恵と、実践(体調が悪いから玄米クリームを作ろうとか生姜湿布をしようとか…その他沢山)を教えていただき、岡田先生の本との出会いは、ただの一冊の本の重みだけではない、ずっしりとした手応えを与えて下さいました。 何より、小柄なお姿の中に、莫大なエネルギーを持っていられる恭子先生に直接ご指導いただき、自分のラッキーに心から感謝しています。 行きつ戻りつの体調ですが、先日先生に、「あなたの体にはなかなか根深いものがありますよ」と言われ…いつもいつも初心である事を忘れないようにしよう、と思いました。 今後も自分と家族や周りの方が幸せになるように、先生の教えをおすそ分けできるように恭子式マクロを学んで行きたいと思っています。ありがとうございました。 　恭子から一言 　この方は、ご自分がピアノ教師でいらっしゃって、音楽療法で、病んだ人を癒す、というボランティアをされています。 いつも人のことを幸せに、と取り組んでいるので、私が、「自分だけ幸せになりなさい」と、アンチテーゼ的に授業で 言うと、衝撃を受けられたようです。特にこの食べ物健康法は、自分が健康に仕合せにならなくって、誰が、 その健康法を良いと思うのでしょうか。良い奥さん、良いお母さん、である皆さんは、自分はさておいて、まず、家族の 健康のために、マクロビオティックの食事を食べさせようと必死です。そして、自分はイライラカッカして、風邪を引いて… その姿を見ていては、マクロビオティックの食事をする気にはなりません。 そして、食べ物の事だけではなく、「あなたのために我慢してきたのよ〜」「あなたのため一所懸命やってきたのよ〜」 と言われても、相手は、反発するばかりです。 まずは、自分がしあわせにならなくっちゃ〜 その輝いている姿を見て自然に、自分もまねをしようと思うのです。 ※�@ 私の教室に来て、食事をすると、頭痛になるという人は、時々いるのです。 私もびっくりするのですが、それなのに、皆さん、よく教室にお通いになる、と思います。 好転反応なのです。 教室に行くと思うと頭が痛い？？？ これは、登校拒否です！他の意味でしょう。。。 冗談はさておいて、この頭が痛くなる、好転反応は、陰性の症状です。今まで甘いものが大好きだった方に多いです。 そして、玄米を食べこんでくると、好転反応は消えていきます。 そしてまた、次の好転反応が出て、消えて、又次の好転反応が出て、消えて、を繰り返しながら、体調がよくなって丈夫になります。 この好転反応は、らせん状のバネをイメージしてください。 上から見ると、同心円です。 眠いだるい、と言った好転反応が出ておさまったかと思うと、今度は頭痛がでて、おさまったかと思うと、今度は黄色い膿の様な鼻水が出て、おさまったかと思うと… と、上から見ると、進歩していないように見えます。繰り返しているように見えます。 が、横から見ると、緩いらせん状の階段を登るように、良くなっていってるのです。